間違いメディアにご注意を。理解の浅い仮想通貨記事たち
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お疲れ様です。ゆとりのコアラです。
今日は大手メディアの間違い(理解不足)が注目された1日でした
Yahooニュースのヘッドラインに掲載されたこちらのニュース。記者同士が会話形式で仮想通貨の未来について語りますが、その中に衝撃のフレーズが。
例えばアマゾンがビットコインを「買収」して
ビットコインは特定の会社が発行しているようなプロダクトではありません。サトシ・ナカモトという仮名の人物が公表した論文を元に技術者のグループが開発し、世の中に生まれました。
ビットコインを維持しているのは世界中に散らばるマイナー達の暗号計算レースですから、買収は出来ませんね。アマゾンでビットコイン決済を導入すれば、より実需が生まれるという点では同意です。
そもそもタイトルの「仮想通貨が普及すると、銀行は苦しくなる?」も荒唐無稽な話ですね。では、なぜ世界中の90もの銀行がリップルネットワークに参加をするのでしょうか。
送金コストを下げるために、銀行は他業界よりも先立って仮想通貨を利用しようとしています。
ICOというのは、ブロックチェーンというコンピューターの分散型台帳技術を使って作り出すデジタルトークン・暗号通貨・仮想通貨のことだ
違います。
どこから突っ込んで良いのかわからないほど、辻褄の合わない記事でした。めちゃくちゃ。まず、ICOが何の略かも調べていないのでしょうか。
Initial coin offering - Wikipedia
私が気になったのは、この著者がビジネス書を数冊出版しており、Twitterのフォロワーが8万人を超えているなど、ある程度影響力のある人物であるということです。(イケハヤが9万超くらい)
この記事を真に受けて誤った知識を持った方が被害を受けないことを祈ります。
店頭には仮想通貨を使ってリスクなしで儲ける方法(ネズミ講)の雑誌が!
こんなのまで出はじめたか… pic.twitter.com/5IgtUvSCR6
— むうらん (@muuran1) 2017年9月13日
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— 墨汁うまい(BokujyuUmai) (@bokujyuumai) 2017年9月13日
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まだまだ正しい知識が普及するには時間がかかるのかもしれません。
仮想通貨を支えている技術については一般的には受け入れづらいものですしね。いつか、技術について理解しなくても利用できるようになった時、初めて普及するでしょう。
このような誤った記事にはご注意ください。いつのまにか犯罪に手を染めていたり、被害者とならないよう。
では!