仮想通貨マイニングの電気代を安くする方法その2_電源編(2017/10/25)
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こんにちは!ゆとりのコアラです。
仮想通貨マイニングは掘ったコインの価格ー電気代=利益になるため、電気代をカットすることが収益性を上げるために最も重要なことです。採掘力(ハッシュレート)を上げるよりも容易に出来ます。
今回は電源ユニットを選ぶことで電気代を節約する方法について書きたいと思います!
80PLUSについて覚えよう!
PC電源は変換効率に応じてランク付けされています。変換効率が80%以上のものを80PLUSと言います。電力供給が100Wであれば、実際に使える電力が80W以上、ということです。
80PLUSの変換効率の一覧がこちらです。(wikipedia)
具体的な例で示すとわかりやすいですが、
180WのGTX1080のグラボを使うために
80PLUS スタンダードの電源を使用すると、
180W ÷ 0.8 = 225W の消費電力が必要です。
電気代の単価を1kWh = 25円として、
1日(24h)あたりの電気使用量を計算すると、
225W × 24h = 5,400Wh = 5.4kWh
5.4kWh × 25円 = 135円 の電気代が掛かります。
これを80PLUS ゴールドの電源を使用すると、
180W ÷ 0.9 = 200W
200W × 24h = 4,800Wh = 4.8kWh
4.8kWh × 25円 = 120円 の電気代で済みます。
1日当たり15円、1ヶ月あたり450円、
1年あたり5,375円の電気代節約になります。
電源ユニット価格の相場は?
Corsair CX650M 80PLUS BRONZE認定 PC電源ユニット PS628 CP-9020103-JP
- 出版社/メーカー: Corsair
- 発売日: 2016/04/02
- メディア: Personal Computers
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Amazonで目立つところに出てきたこいつが、ブロンズで13,157円。
Corsair RM750x 80PLUS GOLD認証取得 750W静音電源ユニット PS594 CP-9020092-JP
- 出版社/メーカー: Corsair
- 発売日: 2015/12/12
- メディア: Personal Computers
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ゴールドが16,800円。差額 3,643円。
1年足らずで電気代節約の方が差額を上回りますので、圧倒的にゴールド以上がオススメです。
他にもゴールド以上のメリットがあります
・変換効率がよく、消費電力が小さいということは、発熱が抑えられます。
・熱暴走などのトラブルで故障する確率が下がります。
仮想通貨マイニングはグラボが常に100%で稼働するため、通常利用に比べて発熱や故障のリスクが高いです。ランクの低い電源を使っていて、電源の故障、買い替え、となるリスクは避けるべきでしょう。
さらに!ここは要注意。
電源が故障して、マザボや、グラボ、メモリ、SSD、HDDなど他のパーツに瞬間的に高電圧などが流れてしまった場合、他のパーツも巻き込んで全て壊れる可能性があります。
PC丸ごと買い替え、さらにはウォレットに保存していた仮想通貨のデータごと吹っ飛び、復元できない!なんてことも・・・。恐ろしいです!
控えめに言って、
絶対、ゴールド以上の電源を買うべきです!!
ちなみに私はCorsairというメーカーのゴールド電源を使っています。
安定性について評判がよく、300W以下の場合にはファンが回らないため音も静かです。
Corsair RM750x 80PLUS GOLD認証取得 750W静音電源ユニット PS594 CP-9020092-JP
- 出版社/メーカー: Corsair
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では!
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